ベトナムに行ってきた。初めから日本から出た。飛行機は初めてじゃなかったけど、ジェットエンジンの咆哮はいつ聞いてもウキウキするね。
随分前に「フラット化する世界」という本を読んでいたのだけど、そこには「ネットワークはバブリーなかんじで敷かれまくってるから世界中どこだって行動に対する障壁はフラットなんだぜ!」みたいなことが書いてあった。平らっていうか、格差が無いっていう意味だと思う。
ベトナムはWiFi天国だーとか聞いていたけど、確かにどこにいってもアクセスポイントがあって、その辺の喫茶店にいながらiPhoneで某ちゃんねるをウォッチしつつレモンソーダ(ソーダ水 + レモン + シロップが出てくる)をすするなんていう優雅なひと時を過ごすことができた。
ベトナムはASDLが全盛らしい。ASDLはアナログ回線(電話に使ってる線)を使うのだけど、当の回線が貧弱らしく、回線を引くたびには"物理的に"1本引く必要があるもんだから、電線がとんでもないことになっているですよ。
けれど、フラット化されているかといえば、そうではないと思う。恒常的にアクセスできるのは一部の富裕層だけで、一般人がアクセスする手段であるネットカフェはゲームセンターとしてしか機能していなかった。ネットワークインフラは普及しているけど、インターネットは普及していない。
インターネットというのはただの"仕組み"ではなく、"文化"なんだと思う。インフラは金をかければすぐ整うけど、文化はIn/Outを繰り返しながら徐々に成熟していくもので、そう簡単には「フラット化」しないんじゃないかな。逆にいえば、時間の問題なのですけども。
(多分)フラット化する世界の中で、米タイム誌が毎年出している「パーソン・オブ・ザ・イヤー」について書かれていたですよ。
2006年、「今年の人」に選ばれたのは「You(あなた)」でした。
「インターネットによって、これまで少数の人に握られていたパワーは、無数の人々のものとなった。人々は協力しあい、確実に世界を変えつつある。それだけではなく、"世界の変え方"すら変えつつあるのだ。」
僕は、インターネットに負の部分なんて無いと思ってる。人間が本来的にもっていたものがただ"見えた"だけで、パワーを手に入れたことで凶暴化したわけじゃない。それでいいじゃないですか、"そう"なんだから。悪いところを知って、悪いと感じて、悪いと思い続ければいいんですよ。大切なのは、色んなものを見聞きして、自分の正義を自分で自由に判断できるってことなんだと思うですよ。
ベトナムに限らずだけども、ネットワークにアクセスできる"あなた"が、インターネットというパワーを手に入れて、一緒に世界を変えていくことができるようになるのがとても楽しみですよ。あれ、なんか上から目線だな。
僕が作りたいのは、世界の変え方を変えるもの。
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